アメチス社について

アメチス社は、1998年6月25日ブラゴベシチェンスク市に設立されました。 アメチス社は比較的新しい会社ですが、すでに一大コンビナートとなってダフリアカラマツエキスを生産しており、マーケットにおいて競争力のあるメーカーとして安定した地位を確立しています。

弊社の活動はすべて、カラマツ材を高度に処理することによりユニークな天然物質を抽出する技術を高め、革新的なものにすることを目的としています。

弊社はひとつの所に留まらず、ロシアと世界のマーケットで成長を続け、天然原料から作られる高品質で高機能な製品を生産するために技術の改良、ノウハウの導入を行っています。このため弊社は、国立アムール医学アカデミー、国立極東農業大学およびトムスク、ノボシビルスク、モスクワ各州の研究所など、国の20に及ぶ主要な科学機関の協力を得ています。

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飼料添加物

飼料添加物Ecostimul-2

  • 乳牛のケトン体生成予防に効果があります。
  • 家畜の個体数を維持し、幼蓄の生存率を向上させます。
  • 代謝過程を調節し、内臓および内臓系の機能を助けます。
  • フリーラジカルを中和することにより、ウイルスや細菌による病変から健康な細胞を防御するメカニズムを形成します。
  • 女王蜂の生殖能力を活発にします。
  • ミツバチのコロニーの蜂蜜生産性を向上させます。
  • 体の抗酸化状態を向上させます。

組成

  • ジヒドロケルセチン(70%以上)
  • 随伴バイオフラボノイド

飼料添加物EcoKor

  • ケトーシス予防に効果があります(牛乳や牛の血液中にあるケトン体の量を少なくします)。
  • 飼料添加物投与期およびその後の授乳期の搾乳量を増やします。
  • 家畜の生存率を上げます。
  • 乾乳期と搾乳増加期の乳牛の健康と生産性を維持します。
  • 身体の抗酸化防御機能を向上させます。
  • 新陳代謝を矯正します。
  • 炭水化物脂肪代謝障害、骨形成異常、脂肪肝浸潤を防ぎます。

組成

飼料添加物Ecostimul-2
フリーラジカルによる脂質の酸化を抑制し、細胞膜の破壊を防ぎ、血液の微小循環を改善する強力な抗酸化剤

塩化コリン(含有量60%)
動物の体組織構造の一部となり、膜の安定性を維持します。

L-カルニチン(含有量18%)
反芻動物のエネルギー交換でもっとも重要な機能を実行します。

公開情報

  • Ecostimul-2の影響下におけるブロイラー体内の抗酸化状態の変化Ecostimul-2 // Torshkov 他
  • ブタが環境温度から受けるストレスを低減させる飼料添加物の役割 // Nikanova L.A. 他
  • ブロイラーにEcostimul-2を与えた場合の血液パラメータ //Torshkov A.A.
  • 子牛の体を守っている体液因子に対して飼料添加物のジヒドロケルセチンとヴォドナイトが及ぼす効果 // Kolesnikov A.V.
  • 初めて授乳期を迎える若い雌牛の代謝の正常化と乳質の改善 // Fomichev Yu.P. 他

サプリメント

サプリメントLaviocard+

複合体Laviocard+の効能

  • 血管壁や毛細血管壁を強化し、強度と弾力性を高めます。
  • 毛細血管の微小循環と収縮性を改善し、血流を促進します。
  • 多くの心血管疾患の原因である内部血栓の形成を防ぎます。
  • 血液のレオロジー特性、粘性および凝固性を改善し、赤血球の凝集を緩め、血液の粘性が高くなる症状(脳と心臓の血流不全、動脈性高血圧、糖尿病)を伴う疾患の赤血球変形能を改善します。
  • 浮腫作用を抑制して、炎症を緩和します。
  • コレステロール、肝臓の脂質および血液中の血清レベルを下げます。
  • 血管の年齢に伴う変化を抑制し、血管に関わる疾患の進行を遅らせます。
  • 糖尿病の血管に関わる合併症の進行リスクを低減させ、血管透過性を改善し、血栓の形成を抑制します。

サプリメントLaviocard+使用の際の要領

循環器系疾患の治療に併用する場合

  • アテローム性動脈硬化に使用。複合体Laviocard+を服用し続けると総コレステロールの濃度とコレステロールのアテロームを形成する成分が低減し、血液中にある血清のアテローム形成係数と血液中のトリグリセリドのレベルが低下します。これにより、アテローム性動脈硬化症の臨床所見の改善に役立ちます。
  • 虚血性心疾患、心不全、心拍障害に使用。Laviocard+は血液のレオロジー特性を改善するのに役立ちます。赤血球膜の状態を改善し、膜の変形能力を高め、血行動態を改善します。
  • I度およびII度の動脈性高血圧に使用。Laviocard+の作用により動脈の血圧が正常化し、1日の間の脈圧の変化が小さくなり、血管壁の収縮性が改善され、脳の血行がよくなります。その結果、頭痛、めまいが減ります。
  • 脳卒中と心臓発作の予防と、罹患後のリハビリテーションに使用。Laviocard+は血液の微小循環を回復させ、静脈還流、低酸素症、細胞代謝を改善する効果があり、病気の再発を予防するのに役立ちます。

予防の手段として

  • 静脈瘤、静脈血栓症、血栓後症候群の予防。静脈血管壁の強化。静脈血流の改善。 血栓および水血症の予防。Laviocard+を継続服用すると、静脈瘤の数と重症度が減少します。
  • 糖尿病の合併症の予防。血液の微小循環の改善。毛細血管床の強化。インスリン抵抗性の減少。生活の質の向上。
  • 損傷による肝機能障害の予防。肝細胞の機能が改善され、抗毒素機能が維持されます。
  • 炎症性疾患の増悪と合併症の予防。抵抗力が向上し、炎症が緩和し、慢性炎症疾患の増悪と再発を予防します。

禁忌:成分に対する特異体質、妊娠、授乳。

組成

  • ジヒドロケルセチン(タキシフォリン) - 30 mg、
  • アスコルビン酸 - 70 mg、
  • 補助成分:乳糖。

サプリメントVitaLAG

サプリメントVitaLAG使用の際の要領

消化器疾患および免疫系障害の治療に併用する場合

  • 細菌異常増殖症の場合、ビフィズス菌と乳酸菌の栄養摂取と成長を改善し、消化器による栄養素の分解、吸収および消化を促進します。
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合、伝統的な治療にこのサプリメントを加えると、疼痛症候群、消化不良(吐き気、嘔吐、胸焼け、食欲障害、口臭、鼓腸)の改善を速め、粘膜保護効果により胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治癒に貢献します。
  • 胃炎の場合、胃の粘膜の再生をよくし、炎症を軽減します。
  • 免疫障害の場合、体の免疫機能を向上させ、感染症や環境からの有害な影響に対する耐性を高める強壮剤として推奨されます。

予防の手段として:

  • 炎症性疾患の増悪と合併症の予防。炎症が緩和し、慢性炎症疾患の増悪と再発を予防します。強壮作用があります。
  • 循環器疾患-圧力を正常化するのに役立ちます, 血液循環と脳循環を改善, 低酸素と虚血の現象を低減します。

禁忌:成分に対する特異体質、妊娠、授乳

組成

  • アラビノガラクタン - 260 mg、
  • ジヒドロケルセチン(タキシフォリン) - 30 mg。

サプリメントLaviocard Extra

以下にサプリメントLaviocard Extraの優れた特性を示します。

  • 独自開発した特許技術でジヒドロケルセチンを製造しているので、製品の高品質が保証されます。
  • サプリメントに含まれるジヒドロケルセチンは最高純度(99%)にまで精製してあり、高レベルの生物活性を示します。
  • Laviocard Extraの成分構成は、ビタミンCとジヒドロケルセチンの1日の推奨摂取量(それぞれ70 ~ 700 mgおよび25 ~ 100 mg)を考慮して決められています。
  • ビタミンCとジヒドロケルセチンを独自に組み合わせることにより相乗効果がきわめて強力になり、心血管系をまとめて防御することになります。

Laviocard Extra はジヒドロケルセチンの摂取に利用するだけでなく、ビタミンCの摂取を補助するためにも利用することが推奨されます。

Laviocard Extra は心血管系の機能改善だけでなく、高血圧症の治療を補完することを目的に開発されました。

ジヒドロケルセチンをビタミンCと組み合わせて、心血管系の疾患の包括的治療の一部として利用するときの効果:

  • I度およびII度の高血圧症の場合。血圧を正常化し、頭痛、めまいを緩和し、それらの発生頻度を減少させることができます。
  • 虚血性心疾患の場合。心筋機能を改善し、心筋のスタミナを高めます。
  • 脳卒中や心臓発作後のリハビリの場合。脳循環や冠状動脈の状態を改善します。

組成

  • 純度99%のジヒドロケルセチン-100 mg (1日の最大許容摂取量)
  • アスコルビン酸-70 mg (1日の最適摂取量)

禁忌:成分に対する特異体質、妊娠、授乳

公開情報

  • 心血管リスクの高い患者の予防を目的とした脂質代謝障害の矯正 // Vdovin D.O.
  • 直腸の低位切除後の機能を改善する方法 Anikin S.V. 他
  • 天然抗酸化剤ジヒドロケルセチンにより各種の原因による創傷の治癒を促進する方法 // Olifirova O.S. 他
  • 各種の原因による軟組織の創傷の治療方法 // Olifirova O.S. 他

ラビトール‐粗原料およびその副産物

アメチス社のラビトール‐粗原料

ラビトール‐粗原料は、フラボノイド(ジヒドロケルセチン‐タキシフォリンと類縁フラボノイド)の混合物で、抗酸化特性を示します。ジヒドロケルセチン(タキシフォリン)の含有量は70 ~ 88%。技術仕様TU 2455 −001−48375962−03に準拠して生産されています。植物の成長調整剤の製造に使用されます。

ラビトール‐粗原料の純度を高めると、純度のさらに高いジヒドロケルセチン(タキシフォリン)が得られます。

カラマツ油ラビトール

カラマツ油ラビトールは、ダフリアカラマツをさまざまに処理するときにできる副産物です。

化学組成は複雑で多様であり、炭化水素であるテルペン、タール酸エステル、植物ステロール、トコフェロール、テルペンアルコール、ジテルペン酸と脂肪酸、ジヒドロケルセチン(タキシフォリン)の混合物です。

官能特性

  • 外観:粘りのある油性の液体
  • 色:金色、黄色から始まりハニーブラウンまで
  • 匂い:木の香り

おもな性質

カラマツ油は高い抗ウイルス活性と生物活性をもっていて、創傷治癒効果、抗菌作用、火傷治癒効果があります。また、カラマツ油ラビトールはジヒドロケルセチン(タキシフォリン)を20%含有していて、抗酸化剤としても有効です。

植物油、ビタミン、植物エキス、他の補助成分などとよく調和します。

カラマツ樹脂ラビトール

カラマツ樹脂ラビトールは、ダフリアカラマツをさまざまに処理するときにできる副産物です。

物理・化学的性質

カラマツ樹脂の組成は、炭化水素、カルボニル化合物種、一次ジテルペンアルコール、微量元素、フェノカルボン酸、脂肪酸、ジヒドロケルセチン(タキシフォリン)からなります。

  • 外観:固形
  • 色:ライトブラウンからダークブラウン
  • 匂い:はっきりとした木の香り
  • 溶解性:アルコール溶媒、エーテル、さまざまな溶媒と一部のオイル。水には溶けない。

適用分野

天然由来の抗酸化特性があり、また防腐性、毛細血管保護作用、消炎作用、抗菌性、創傷治癒作用に加え強壮作用があるため、化粧品や医療の分野で広く使用されています。また、外傷や火傷、軟組織の創傷、非炎症性虚血性侵襲の治療によく効きます。カラマツ樹脂は、上気道や関節の病気を予防することを目的とした温湿布薬の主要な成分としても推奨されています。

カラマツ樹脂ラビトールは、再生、日焼け止め、顔および身体用保湿クリーム、リップ製品、フラグランスといった化粧品に使われています。カラマツ樹脂ラビトールを原料にした典型的なエマルジョンのいくつかを試した研究が行われ、その結果、原料の重さにして0.2%までであれば化粧品に添加できることが確認されています。

化粧品用ラビトール

化粧品用ラビトールの性質と利用分野

ジヒドロケルセチンには、抗酸化作用、毛細血管保護作用、消炎作用、解毒作用、放射線防御作用があります。ジヒドロケルセチンはその広範囲にわたる薬理作用により、化粧品の製造に広く使われています。

ジヒドロケルセチンは強力な天然抗酸化剤であり、フリーラジカルが過剰に発生した場合の有害な作用から細胞を保護します。

ジヒドロケルセチンは、グルタチオン不足により引き起こされる、皮膚線維芽細胞の酸化的損傷を抑制してくれます。

化粧品に添加されるジヒドロケルセチンは、化粧品自体の酸化を防止するので、酸化によるダメージを受けやすい不飽和脂肪酸を含む化粧品には不可欠です。

化粧品用ラビトールは、穏やかな角質溶解作用を示します。また、表皮細胞の更新(再生プロセス)を活発にし、顕著な保湿効果、線維芽細胞の反応強化に貢献しますので、皮膚の水電解質代謝やタンパク質代謝に効果があり、皮膚の保湿に必要なグリコサミノグリカンの合成を促進します。

化粧品用ラビトールは血管新生、毛細血管の血流増進、呼吸および皮膚の栄養改善を行うことで血管の強化に顕著に貢献します。また、リンパ組織球の減少を促すので局所免疫調節効果があります。

品質

アメチス社は、ジヒドロケルセチン(タキシフォリン)を88%以上含む、高品質な化粧品原料の化粧品用ラビトールをCosmetic Lavitol®という商標で生産しています。

Cosmetic Lavitol®の製造は技術仕様TU 9154-005-48375962-05に準拠しています。自社が生産する原材料は、分析室システム認定証(No. РОСС RU.0001.517430)を取得している弊社の生産分析研究所に加え、連邦公衆衛生機関傘下のアムール州衛生疫学センターでもテストしており、更に非営利独立法人「香水・化粧品・サービス認定センター-コスメティック・テスト」(モスクワ市)による定期的な検査も受けています。

ラビトール(ジヒドロケルセチン)

アメチス社はラビトール(ジヒドロケルセチン)を、アムール州の環境汚染のない地域に生育するダフリアカラマツ(グイマツ)の幹の根元部分を原料として生産しています。抽出にエチルアルコールを使っているので、食品工業や製薬に使用することが認められる高品質の製品の生産が可能となっています。

ハイテク機器や特許製法を使用することで、純度70~99.5%のジヒドロケルセチンを商業規模で生産することが可能になりました。純度99%のジヒドロケルセチンの月産量は500 kg以上あります。

ジヒドロケルセチンの化学的性質は抗酸化性活性物質であることを示しています。弊社は2か所の独立した研究所に、ラビトール(ジヒドロケルセチン)製品の抗酸化性のテストを依頼しました。テスト方法は、水に溶かした製品の吸着能力を測定するものです(活性酸素吸収能-ORAChydro)。その結果、ラビトール(ジヒドロケルセチン)が、これまでに知られている多くの抗酸化物質を凌駕する、きわめて高い抗酸化活性を持っていることがわかりました。

知られているように、ジヒドロケルセチンは高度な生物活性を有しており、代謝反応やさまざまな病理学的経過に一連の有効な効果を示し、そのため多くの産業分野で広く利用することが可能です。

ラビトール(ジヒドロケルセチン)の適用分野

2013年12月末までにロシア連邦の規制機関には、ジヒドロケルセチンを含有する製品が300種以上登録されました。そのうちの200以上がサプリメント、40以上が食品、約80が化粧品です。

ジヒドロケルセチンの使用は、以下の標準規格文書によって規制されています。

  • 2004年度の衛生学・疫学的標準に関する系統的ロシア連邦政府勧告No. 2.3.1.1915-04の「食品とサプリメントの推奨消費レベル」 では、ジヒドロケルセチン消費の適正量と上限許容量が1日あたりそれぞれ25 mgおよび100 mgと定められています
  • 2001年11月14日付主任国家衛生医官命令第36号「SanPiN(衛生規則基準) 2.3.2.1078-1 の施行について」では、ジヒドロケルセチンは抗酸化物質に分類されています。
  • 2003年4月18日付主任国家衛生医官命令第59号「SanPiN(衛生規則基準) 2.3.2.1078-1 の施行について」では、ジヒドロケルセチンをコンデンスクリーム、チョコレート、粉ミルクの製造に使用することができるとされ、これらの食品に使用できる最大量を食品に占める脂肪量に換算して200 mg/kg までとしています。

2012年7月20日付関税同盟技術規則TR CU 029/2012「食品添加物、香味剤および加工助剤の安全性に対する要求」により、コンデンスクリーム、粉ミルク、プロセスチーズおよびチョコレートに使用する衛生基準は食品に占める脂肪量に換算して200 mg/kgと定められています。

公開情報

  • クワスの製品開発におけるジヒドロケルセチン添加量の科学的根拠 「ヴィノグラードィ(ブドウ)研究」誌 // Bibik I.V. 他
  • 長期保存性発酵乳入りデザート菓子の製法シミュレーション // Derzhapolskaya Yu.I.
  • 機能志向の栄養強化肉製品の技術開発 // Denisovich Yu.Yu. 他
  • 串焼き肉の調理に使用する天然抗酸化物質 // Mandro N.M. 他
  • 慢性閉鎖性肺疾患患者の血液微小循環障害をジヒドロケルセチンにより矯正する方法 // Danilenko S.A.
  • 尋常性乾癬患者の皮膚の病理形態学的変化に及ぼすジヒドロケルセチンの効果 // Afanasyeva N.I.